子育て中の方におすすめの本。
児童精神科医の佐々木正美さんをご存知ですか?
81歳で逝去されるまで、子どもを育てる親へたくさんのメッセージを残してくださった方です。
私は、第一子が産まれたときに佐々木正美さんの「子どもへのまなざし」を読みました。これはとても読み応えのある本で、時間のあるときは読めたのですが、さすがに読書好きでも仕事や家事、子育て追われているとなかなか読み返せず本棚にいます。
- 手のかかる子ほどいい子。
- 乳児が自分でできる努力は泣くことだけ
- 教育、育てるとは「待つこと」
- 子どもは親に喜んでもらいたいと思っていますよ。
- 一週間、叱らないでみてください。そうすれば子どもは変わっているでしょう。
- 子どもを思い通りにしようとしないで、子どもの望むような親になればいいのですよ。
などなどなど!
覚えている言葉です。
心にグッサグサ刺さります…
子どもへのまなざしは分厚いのでなかなか読み返せずにいたのですが、先々週図書館で見つけました。
「はじまりは愛着から」
相変わらず優しい雰囲気で佐々木翁は名言を伝えてくださいます。
薄くて持ち運びやすく、さっと読めました。
そして私、子どもたちに一週間叱らずに何度でも普通の調子で伝えました。
「手を洗おうね」
「ドア、閉めてね」
「ご飯の前にお片付けしようね」
いつも3回目(仏でも三度しか許してくれないし)までは我慢できてもその後は「何回言ったら分かるのーーー!!!!(怒)」となっていたのですが、何度でも普通の調子で伝えていたら、すぐに一回目でできるようになりました。私もイライラしないし、子どもも穏やかだし、とても良かった!
この調子で叱らずに伝えられるようにしたいです。
そして、お母さんお父さんへも優しいまなざしで佐々木翁は見守ってくれているような気がする本です。そんなに頑張らず子どもと笑顔で過ごしましょう、と。
と、子育て中の方に読んでいただきたいおすすめの本です。
今日、再び図書館で別の佐々木翁の本を二冊借りてきました。また読んでみます。
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